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この記事を読むメリット
ボーカロイドの使い方が解る
ボーカロイドは、どうやって使うの?
ボーカロイドは「DAW」「ボーカロイドエディタ」「歌声ライブラリ」という3種類のソフトウェアをインストールして使います。
皆さんがイメージするボーカロイドのイメージは「初音ミク」や「がくっぽいど」といったキャラクタだと思いますが、これらは3種類のうち「歌声ライブラリ」に相当します。
ピアノが弾けなくても使える?
ボーカロイドは、歌詞と音階をマウスやPCのキーボードを使って入力していくので、ピアノが弾けるは必要ありません。
ただ、アレンジをして楽器のパートを入力する場合は、MIDIキーボードを使用した方が楽な場合もありますので、ピアノは弾けた方が入力は速いです。
ただし、演奏ができるレベルは必要なく、ドレミが分かる程度で十分です。(もちろん、MIDIキーボードがなくても楽器のパートは入力できますので必須ではありません)
ボーカロイドの値段は、いくら?
DAWは1万円前後の入門用から10万円以上するプロ用まで様々です。自分に合ったものを選べばよいでしょう。
みちすけPのお勧めはCubaseです。
ボーカロイドエディタは、歌声ライブラリに付属していることが多いので、購入する必要はないでしょう。ただし、みちすけPはVOCALOID5というYAMAHAの製品に付属のVocaloid Editor for Cubaseをお勧めしています。
歌声ライブラリはキャラクタによって異なりますが、1キャラクタ1万円前後が相場のようです。
必要なもの
VOCAOIDを始めるにあたって、必要なのは以下の3つです
- パソコンやオーディオインタフェースなどのハードウェア
- DAWやVOCALOIDエディタなどのソフトウェア
- キャラクタごとに用意されている歌声ライブラリ
この記事では、それぞれについて細かく解説していきたいと思います。
何にお金をかけるべきか
そもそもハードウェアとソフトウェア、どちらにお金をかけるかという問題があります。
もちろん、どちらも本当に大事なのですが、はじめはソフトウェアにお金をかけるべきだとみちすけPは考えます。ソフトウェアの操作性は作品を作る効率にダイレクトに関わってくるからです。
安いからといって使いにくいものを選んでしまうと、作品を作る手間と時間がかかってしまい、モチベーションも低下してしまいます。その点、ハードウェアに関しては最低限必要なものがあれば十分で、スキルアップとともに良い機材を揃えていけば良いのです。
ハードウェアの準備
VOCALOIDを始めるために必要なハードウェアは
- パソコン
- オーディオインタフェース
- スピーカー(ヘッドホン)
- MIDIキーボード
になりますが、項目が多いので別記事にまとめました。これから購入されるという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ボーカロイドの使い方をマスターしてボカロPになろう ~補足1ハードウェアの準備
ソフトウェアの準備
ソフトウェアについては、
- DAW
- VOCALOIDエディタ
が必要になります。
DAW
DAWはDigital Audio Workstationの略で、楽曲を制作するための総合音楽ソフトウェアで、録音、ミックス、打ち込みなどの機能を備えています。有名なものに
- Cubase,
- Studio One,
- Logic,
- Ability
- Pro Tools
などがありますが、VOCALOIDで楽曲を作るのであれば、みちすけPはCubaseをお勧めします。CubaseはYAMAHAから提供されているDAWで、シェアも高く標準的なDAWと言えるでしょう。
また、Studio Oneも使いやすいと評判なので良いと思います。自分も先日購入しました。こちらは機能限定の無料版もあるのでそこから始めても良いでしょう。
CubaseはこちらのYAMAHAのサイトで購入できます。Amazonでも購入できます。
執筆時のバージョンは10.5です。グレードはArtists, Proなどいろいろありますが、最初はElementsで十分でしょう。
VOCALIDエディタ
次に、VOCALOIDを歌わせるためのツールであるVOCALOIDエディタが必要になります。実は、VOCALOIDエディタは、歌声ライブラリに付属している場合が多いんですね。
例えば初音ミクの場合、Piapro Studioと呼ばれるVOCALOIDエディタがついています。従って一般的にはVOCALOIDエディタを別途購入する必要はないです。
みちすけPは歌声ライブラリに付属のエディタではなく、YAMAHAが出しているVocaloid Editor for Cubase
を長年使ってきましたし、お勧めしてきました。理由はCubaseとの相性が抜群で(どちらもYAMAHAが開発)、使いやすさが最強だったからです。
ただ、以前は単体で販売していたのですが、現在はVOCALOID5という総合製品の中に含まれ、こちらを買わないと手に入れられなくなってしまいました。
また、サポートしているDAWもCubaseオンリーで、しかもバージョンは古いものしかサポートしていないので、残念ながらお勧め出来なくなってしまいました笑。(現に、自分もCubaseのバージョンを上げたら一部のショートカットキーが使えなくなくなりました)
というわけで、VOCALOIDエディタは何でもよいということになりますが笑、先日購入したVOCALOID5がなかなかの優れものなのでこちらをおススメしておきます。
このエディタにはメロディーや歌詞のフレーズのストックが大量に備わっており、部品を組み合わせるような感覚である程度曲の骨格を作ることができます。これは作曲の初心者にとってはとても大きなサポートになると思います。
VOCALOID5はSTANDARD版でも27500円しますが歌声ライブラリが4人も入っているので、別途歌声ライブラリを購入することを考えると非常にリーズナブルだと思います。
VOCALOID5もこちらのYAMAHAのサイトで購入できます。(Amazonでは現在購入できないようです。)
歌声ライブラリ
さて、音楽作品を作る際、「誰に歌ってもらうか」はとても大事です。VOCALOIDでもそれは同じで、どのキャラクタに歌ってもらうか、という選択が非常に大事で、一番楽しい部分でもあります。
この「誰に」という部分、つまりキャラクタになりますが、VOCALOIDではキャラクタごとに歌声ライブラリが用意されています。そして、自分の好きなキャラクタ、もしくは作品に適したキャラクタを見つけてその歌声ライブラリを購入することになります。
例えば初音ミクに歌わせたいのであれば、初音ミクの歌声ライブラリを購入することになります。初音ミクはクリプトン社のキャラクタですから、クリプトンのサイトから購入できます。またはAmazonで購入することもできます。
上記リンクは英語も日本語も歌える製品ですが、日本語だけのバージョンなどもあります。
VOCALOIDのキャラクタは非常にたくさんの種類があるので、一覧から選んで購入できると便利です。
実は、VOCALOIDショップのサイトに行くと、どんなキャラクタがあってどんな特徴なのかといったことを確認しながら購入することができますので、一度見てみると楽しいと思います。
まとめ
本記事では、はじめにVOCALOIDを始めるにあたって3つの要素が必要であることを解説しました。
- パソコンやオーディオインタフェースなどのハードウェア
- DAWやVOCALOIDエディタなどのソフトウェア
- キャラクタごとに用意されている歌声ライブラリ
この中でも特にソフトウェアの選定は作業効率に大きくかかわるので非常に重要であることを述べました。購入するべきソフトウェアは次の2つです。
- Cubase
- VOCALOID5
また、初音ミクなどの歌い手は、キャラクタごとに歌声ライブラリを別途購入する必要があり、それらはVOCALOIDショップで購入できることを示しました。
この記事を参考にして皆さんが楽しいVOCALOIDライフを送れることを願っています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。