5曲目はCorcovadoになります。今回は厳密にはジャズではなくボサノバですが。
作詞・作曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンです。この曲は実は英語の歌詞もあって、「Quiet nights of quiet stars」というタイトルがついています。ですが、ここはみちすけPのこだわりということで、日本語化するにあたっては、原曲のポルトガル語の歌詞を参照しました。
ではまず、演奏をお聞きください。
奏者は
Vocal:巡音ルカ
Sax:さとぺ
Piano:みちすけP
Guitar: みちすけP
Bass:みちすけP
Drums:まっちゃん
です。
演奏は、いろいろありますが、ジョアン・ジルベルトのものがいいですね。
Corcovadoというのは、リオデジャネイロにある標高710メートルの丘で、とても美しい丘だそうです。詳細はWikiPediaをどうぞw
自分はこの丘を直接目で見たわけではないので、なかなか和訳には苦労しました。Cocovadoのいろんな写真をみて妄想してって感じですw
というわけで、歌詞はこんな感じです
作曲: Antônio Carlos Jobim
作詞:みちすけP
窓際に立て掛けた
夕陽を飾るギター
君への愛を奏でるんだ
大きな窓の外
広がる大地と
優雅にそびえ立つ山は そうコルコバド
きれいな景色と
愛溢れる空間と
何て贅沢な場所にいるのだろう
人生は儚くて
とるに足らないものだと
思っていたんだよ
君に出会うまでは
ボサノバって、詞も曲もサラっとしているというか、ゆったり心地いいリズムにのって詩を朗読しているような、そんなイメージですよね。ボサノバのそういう大切な部分を失わないように訳すのがとても難しかったですねえ。あと、最後まで悩んだのが2行目、「ギター」がどんなギターなのかを修飾する言葉。1年くらい悩んで「夕陽を飾る」に落ち着きましたw
さて、ジャズボーカルの皆様におかれましては、許可とか要りませんので、どんどんセッションやライブで歌っちゃってください!
動画とかもどんどんアップしてオッケーですよ~
(ただし著作権は放棄していないので、説明文などでよいので、作詞作曲者の記載などよろしくお願いします)
歌詞カードPDFも用意しといたのでどーぞどーぞ印刷して使ってくださいw
というわけで、引き続きジャズ名曲日本語化プロジェクトをよろしくお願いします