Cry Me A River [ジャズ名曲日本語詞  vol.4]

4曲目はCry Me A Riverです.

作詞・作曲はアーサー・ハミルトン、曲の解説はこちらWikiPediaでw

まずは演奏を聴いていただきましょう。

奏者
Vocal:MEIKO
Sax:さとぺ
Piano:みちすけP
Bass:みちすけP
Drums:まっちゃん

この曲、本場のジャズではJulie Londonのテイクがあまりにも有名ですね。

や、ギターの音色といい、Julieの声といい、すごいしんみりとしててこの演奏は泣けてきますね。

こういう演奏ができるようになりたいものです。

さて、この曲なんですが、自分の中では割と美空ひばり的、ないしは演歌的なイメージを持ってたんですよね。

「川が流れるほどに泣いて!」なんて、まさに演歌じゃないですかw

でも、一応ジャズなので、あまり演歌演歌しないように注意して訳したんですよね。

あまり激しい恨みつらみの表現にならないよう、淡々と事実と感想を歌うような。

そしてaikoさんあたりのジャズのうまそうなSingerが程よい熱量で歌っているようなイメージをもって。

でも、実際作ってみたら、やっぱり演歌っぽい感じが出てしまったw

曲に対するイメージって怖いw

てなわけで、歌詞は以下のような感じです。

作曲: Arthur Hamilton
作詞:みちすけP

泣いてるのね? やり直したくて
そうね Cry me a river, Cry me a river
溢れるくらいに

悔やんでいるのね? 別れたことを
ならば Cry me a rive , Cry me a river
私の分も

あなたに溺れた13年間 そんな私を
重たい女だと言い放ち
自由を求めて 出ていったんじゃないの?

何よ今更 ごめんよだなんて
でもね Cry Me A River, Cry me a river
涙枯れるまで

さて、この女性はこの後男性を許したのでしょうか、結局許さなかったのでしょうか。

以前、「ママがサンタにキスをした」をアップしたときにも書いたのですが、こういう結末というのは示さず、リスナーの想像力に任せる、ってのが海外の歌には多い気がします。(映画なんか特にその傾向が強い気もしますが)

なので、海外の曲を訳するときは、リスナーが想像できる余地を残すというか、自分の解釈を入れこまないっていうのも大事かななんて思っています。

さて、ジャズボーカルの皆様におかれましては、許可とか要りませんので、どんどんセッションやライブで歌っちゃってください!

動画とかもどんどんアップしてオッケーですよ~

(ただし著作権は放棄していないので、説明文などでよいので、作詞作曲者の記載などよろしくお願いします)

歌詞カードPDFも用意しといたのでどーぞどーぞ印刷して使ってくださいw

というわけで、引き続きジャズ名曲日本語化プロジェクトをよろしくお願いします

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