![Summertime [ジャズ名曲日本語詞 #13]](https://michisukep.com/wp-content/uploads/2022/05/Summer-thum0000.jpg)
ジャズ名曲日本語化プロジェクト、13曲目は「Summertime」です。あまりにも有名な曲ですね。こちらの日本語詞、アレンジ、演奏を致しました。
この曲はジョージ・ガーシュイン(George Gershwin)がオペラ「ポーギーとベス」のために作曲し、1935年にリリースされました。作詞はデュボーズ・ヘイワード(DuBose Heyward)。
この曲は子守歌の一種(らしい)です。
貧しい家庭に生まれた子供をお母さんが寝かしつけるために「父さん金持ち、母さん美人、だから安心して眠りなさい」っていう内容(らしい)です。
ですが、母さん美人だから安心って、ちょっと日本人の感覚とは合わないというか、ピンと来ないですねw。なんでも直訳はダメってことですかね。
といろいろ悩んで作った動画がこちら
時代が江戸まで遡ってますがw
演奏はおなじみ
Vocal:鏡音リン
Piano, Bass: みちすけP
Drums:まっちゃん
となります。
この曲を僕なりにアレンジしてみたところ、いわゆる「ルーズ・スウィング」になりました。つまり、全体的にグラグラしていて緩い感じです。
例えを出すのもおこがましいのですがw、ジミーギャリソンと演っていたころのコルトレーンや、ウェインショーターの「JUJU」みたいなスウィングと言いましょうか。ルーズに刻んでるけど合ってる、みたいなw
これは意図的に揺らす「グルーヴ」とはちょっと違うんですね。意図せずそうなっちゃったって感じなので、再現するのはそれはそれでまた大変です。
ところでこの曲、ジャズの演奏としては、アメリカではサッチモやビリーホリデイを始めとして歌ものはよく聞きますが、インストものではほとんど聞かないですねえ。日本だともっと聞かない気がします。
逆に、ジャズじゃないアレンジ、つまりファンク調だったり、意識高い系の不思議アレンジだったりとかはよく聞きますwww
ストレートアヘッドなジャズだと演奏しにくいんでしょうか。
でも、ハンク・ジョーンズなんかはまさに王道路線でに演奏していますよ。みんな見習わないと!アレンジで誤魔化しちゃダメ笑
っと失敗。これを貼ってしまったら自分の動画がしょぼく聞こえて仕方ないじゃないかww
でも本当にいい演奏で聞いて欲しかったので貼らずにはいられませんでいた。
というわけで歌詞はこちら
Summertime
作曲:George Gershwin
作詞:みちすけP
Summertime 夏が来れば
魚貝は育ち 果実も生る
坊や、うちは百万石だから
心配せずに眠れ眠れ
いつの日かかお前は旅立つ
華の都へと
何も恐れることはない
父さん母さんついてるからね
毎度のことながら、ジャズボーカルの皆様はこの曲をこの歌詞で無断でバンバン歌っちゃってください!
動画とかもどんどんアップしてくださいませ
(ただし著作権は放棄していないので、説明文などでよいので、作詞作曲者の記載などよろしくお願いします)
歌詞カードPDFも用意しといたのでどーぞどーぞ印刷して使ってくださいw
https://drive.google.com/open?id=1iPmd9nUMMb3lnrs1nqLJF8EK8KaoBYtU
というわけで、引き続きジャズ名曲日本語化プロジェクトをよろしくお願いします
https://michisukep.com/category/jjazz/
ジャズ名曲日本語化プロジェクト | みちすけPのボーカロイド研究所 (michisukep.com)